ASPRのLC Headは、フィルムを独自のアニールド加工(熱処理)することにより、繊細なレスポンスとオープンな音を誇るヘッドです。
現在は非主流となっているレアな11インチヘッドです。
外径はREMO社の11インチヘッドに準じているので、ほとんどの11インチフープで使用できるはずです。
エッジ径はREMO社の270mmに対して、若干大きめの272.5mm程度となっていますが、こちらも問題なく装着できます。
シャシーとフィルムはアサプラ標準の「かしめ」式ではなく、REMO社他と同様の接着式になっています。
○特徴
・音
ヘッドは伸びきる直前が最も良い音と言われます。 アニールド加工(熱処理)によって、新品の段階からフィルムが理想的なテンションで安定します。
最も良い状態の音が最後まで続きます。
・タッチ
アニールド加工(熱処理)されていないヘッドに比べて、若干反発は強めです。
・厚さ
188はREMOで例えるとディプロマットに相当します。
音量は小さめですが、レスポンスの繊細さに優れます。
250はREMOで例えるとアンバサダーに相当します。
ASPRヘッドでも標準の厚さです。
300はREMOで例えるとエンペラーに相当します。
とはいえREMO エンペラーと違って、レスポンスの早さやサステインは250(アンバサダー)と全く変わらない上に、タッチはむしろ柔らかめです。
厚目のヘッドならではの太さと音量を持ちつつ、レスポンスやサステインを損なっていないので、厚さゆえに敬遠されてる方にはぜひ試していただきたいヘッドです。
・コーティング
エキスパンドコートです。
アサプラのホワイトコートや他社のコーティングより柔らかめで、ふくよかな音となります。
○納期
受注生産のため、1〜2ヶ月程かかることがあります。
あらかじめご了承ください。
※写真
写真はmiddlecentre instrumentsの印刷ロゴになっていますが、お届けするヘッドはASPRの印刷ロゴになります。
※middlecentre instruments製の11インチタムをお持ちのお客様には、ご要望があれば写真のロゴにて提供いたします
より詳しく
製品の詳細はアサプラWebサイト|LC Headページもご覧ください。
※11インチは特別サイズなので掲載はありません